質量配分

大車林

質量配分

英語 mass distribution

前後のタイヤが分担する質量配分のこと。一般的には50：50が理想とされる。4輪とも同じタイヤサイズの場合、制動力やグリップ力を等しく発揮するのがよく、左右のタイヤの分担も同じ質量がよい。ただし、理想的な質量配分50：50は走行中の状態であり、前提条件として乗員2～5名、手荷物はトランクにいくら積むか、燃料は満タンかなどにより、空車質量の配分とは異なる。理想は駆動、加速、ブレーキ、コーナリングなどの頻度と重心高による質量移動も考え合わせたうえで、動的な状態での50：50である。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。