質量許容差
クルマの質量(重量)の実測値が、申請値に対し許される幅をいう。クルマの製作誤差や改造などによる許容範囲などが該当する。国の認可または認定を受けたクルマの生産時の重量(空車重量に相当)に対し設計値との製作誤差が規定されている。製作誤差はオプション部品も含めて、例えば小型乗用車では±50kg、普通乗用車で±60kg、普通トラックやバスは±100kgの範囲が許されている。また、使用中のクルマを改造するとか、アクセサリーなどの部品を装着する場合などでは、車検証に記載の車両重量(空車重量)に対し、軽自動車や小型自動車で±50kg、普通自動車や大型特殊自動車は±100kgの範囲内で許されることになっている。
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