責任制限額
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/01 15:35 UTC 版)
「船客傷害賠償責任保険」の記事における「責任制限額」の解説
責任の限度額は、船舶のトン数に応じて定められ、物の損害のみの場合と、それ以外の場合(人の損害の場合や人物とも損害がある場合)で異なり、物の損害のみである場合は、船舶責任制限法7条1項1号により、それ以外の場合は同2号による。 後者、つまり物の損害のみでない場合を例にとると、 2,000トン以下の船舶…300万SDR 2,000トンを超える船舶2,000トン超30,000トン以下…トン数×1,200+600,000SDR 30,000トン超70,000トン以下…トン数×900+9,600,000SDR 70,000トン超…トン数×600+30,600,000SDR (注)SDRはIMFのホームページを参照http://www.imf.org/external/np/fin/rates/rms_sdrv.cfm なお、実際に責任制限額が適用される事例はPI保険全体の支払(約8~9,000件)中、約0.1%前後とされている(第162回国会法務委員会第21号平成17年6月8日)。
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