負担金の残金支払いをめぐる愛知県と名古屋市の対立とは? わかりやすく解説

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負担金の残金支払いをめぐる愛知県と名古屋市の対立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:14 UTC 版)

あいちトリエンナーレ」の記事における「負担金の残金支払いをめぐる愛知県と名古屋市の対立」の解説

2019年4月16日名古屋市は、実行委員会への負担金1億7,1024千円交付決定。しかし不自由展の展示内容など問題視した市は、1億3,722万2千円まで支払ったところで方針転換残金の3,380万円2千円について支払わない意思固めた同年12月9日名古屋市は「あいちトリエンナーレ名古屋市あり方負担金検証委員会」を設置名古屋市支払い保留していた負担金3,380万円について、第三者委員会による検討が行われることとなった委員会委員山本庸幸(前最高裁判所判事)、浅野善治(元衆議院調査局決算行政監視調査室首席調査員)、田中秀臣上武大学ビジネス情報学部教授)、中込秀樹元名古屋高等裁判所長官)、田中由紀子(美術批評家)の5人。 2020年3月27日第3回目検証委員会開催座長山本は、不払い方針是認する報告書案を提出同案山本浅野田中秀臣の3人が賛成し中込田中由紀子の2人反対した。多数決により報告書採択され同日名古屋市は3,380万円不払い行政決定し愛知県通知した河村は「大村知事独断企画展中止再開行った」などとして支払わないことをメディアに対して明らかにした。 同年4月20日大村知事は、実行委員会会長会長代行副会長2人)、委員20人)に対し名古屋市提訴することについて賛否を問う文書送付書面での表決結果自身含めた24人中21人が回答し賛成14反対0、棄権7だった。 同年5月1日愛知県文書で「あいちトリエンナーレ2019は、75日間会期全うし総数で67.6 万人来場者集めた国内最大規模国際美術展として、多く方々楽しんでいただくことができました。このことからも明らかなように、今回あいちトリエンナーレ開催意義十分に達成されており、名古屋市主張する事情変更により特別の必要が生じた』 には、到底当たらないものであります」と反論し、「河村氏・名古屋市によって、一方的に負担金残額の不交付しかけられたものであり、極めて不謹慎かつ非常識なものと思料します」と河村非難した同年5月21日芸術祭実行委員会は、名古屋市相手取り3,380万円支払い求めて名古屋地裁提訴した2022年5月25日名古屋地裁実行委員会請求認め名古屋市未払い分3,380万2千円全額支払い命じた名古屋市判決不服として控訴した

※この「負担金の残金支払いをめぐる愛知県と名古屋市の対立」の解説は、「あいちトリエンナーレ」の解説の一部です。
「負担金の残金支払いをめぐる愛知県と名古屋市の対立」を含む「あいちトリエンナーレ」の記事については、「あいちトリエンナーレ」の概要を参照ください。

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