豊後の「浜の牛馬市」
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「日本三大牛馬市」の記事における「豊後の「浜の牛馬市」」の解説
現在の大分県杵築市の若宮八幡社で行われていた市。地域によって呼び名が異なり「若宮の市」と呼ばれることもある。若宮八幡社は、天喜5年(1057年)3月に生地村岳に、承安3年(1173年)9月に中村に奉遷。このときに京都大納言藤原伊通より豊後国司藤原頼輔監督の下で七日の市を許され、これが牛馬市の基礎となった。勅許を得た市は九州でも珍しく、この牛馬市が日本三大牛馬市に数えられるまでになった。牛馬の需要が減った戦後も、1950年(昭和25年)頃には約2千頭、昭和30年代には数百頭の牛馬が出されていた。
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