論証形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 05:44 UTC 版)
威力に訴える論証は一般に次のような論証形式となる。 xがPを真だというなら、Qである。 Qはxに対する罰である。 したがって、Pは真ではない。 (例) お前がA子に対するいじめに加わらないというのなら、わたしたちはお前もいじめの対象にする。 だからお前はいじめに加わったほうがいい。 これは非形式的誤謬の一種である。Qという攻撃は前提であるPの真理値とは論理的には全く無関係である。これが誤謬であることは中世のころから多くの哲学者が指摘してきた。これは結果に訴える論証の特殊ケースである。
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