誕生から即位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 16:05 UTC 版)
第9代国王成宗の長男として生まれた。母は廃妃尹氏(斉献王后)。生母尹氏は、成宗の最初の王妃であった恭恵王后・韓氏が1474年に死去すると1476年に正妃の位に登ったが、その3年後に王妃から嬪の位に降格された。さらには成宗の顔に傷をつけたため、1482年、王命により賜薬(死薬)を下され28歳でこの世を去った。 その後、長男であった㦕は、1483年に7歳で王世子(王太子)に冊封された。1494年成宗が薨去すると、同年12月29日に18歳でそのまま王位に登った。王妃は居昌愼氏。 即位当初は、学問を奨励した成宗時代の気品と秩序は維持されていた。燕山君は貧民を救済して、「国朝宝鑑」など多くの書籍を編纂し、女真族などの外勢の侵略を阻んで城を築くなど、安定した政治を行った。
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