評価対象と検査手法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/15 03:10 UTC 版)
「心臓核医学検査」の記事における「評価対象と検査手法」の解説
評価対象としては、心機能、心筋血流、心筋代謝、急性心筋壊死、交感神経機能がある。検査手法としては、被験者に投与した放射性核種の種類に応じて、単一光子放射断層撮影(SPECT)とポジトロン断層法(PET)とで、適切な撮影法が選択される。具体的には、崩壊によりガンマ線を生じる99mTcや201Tl(英語版)または123Iを含む放射性医薬品ではSPECT、陽電子放出により壊変する11C(英語版)や13Nまたは18Fを含んだ放射性医薬品ではPETを選択する。 SPECTPET心機能(心血管RIアンジオグラフィ)99mTc-ヒト血清アルブミン99mTc-HSA-DTPA 心筋血流(心筋血流イメージング)201Tl99mTc-MIBI99mTc-テトロホスミン 13NH3 心筋代謝123I-BMIPP(脂肪酸代謝) 18F-FDG(グルコース代謝)11C-酢酸(酸素) 急性心筋壊死99mTc-ピロリン酸 交感神経機能123I-MIBG
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