親衛隊経済管理本部
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親衛隊経済管理本部(ドイツ語: SS-Wirtschafts-Verwaltungshauptamt, 略称SS-WVHA, ヴィルトシャフツ フェアヴァルトゥングス ハウプトアムト)は、国家社会主義ドイツ労働者党の組織親衛隊(SS)の経済部門を統合していた組織。「経済行政本部」とも訳される。長官はオズヴァルト・ポール親衛隊大将が務めた。
- 1 親衛隊経済管理本部とは
- 2 親衛隊経済管理本部の概要
- 3 参考文献
親衛隊経済管理本部
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「親衛隊 (ナチス)」の記事における「親衛隊経済管理本部」の解説
親衛隊経済管理本部(Wirtschafts- und Verwaltungshauptamt、略称WVHA)は、親衛隊の財政を管理する本部。長官はオズヴァルト・ポールSS大将。前身は1939年6月に親衛隊本部から独立する形で創設された「経済および管理本部」(Hauptamt Verwaltung und Wirtschaft) と「予算および建設本部」(Hauptamt Haushalt und Bauten) である。1942年2月1日にこの2つの本部が統合されて誕生したのが親衛隊経済管理本部である。親衛隊の企業の経営の監督や強制収容所の運営の監督などを行った。また大戦末期にはV2ロケットの生産の監督は陸軍から親衛隊経済管理本部C局のハンス・カムラーSS大将の下に移されている。親衛隊経済管理本部は以下のように編成されていた。 A局、部隊管理 (Truppenverwaltung)局長: ハインツ・ファンスラウSS少将 (de:Heinz Fanslau) B局、部隊経済 (Truppenwirtschaft)局長: ゲオルク・レーナーSS中将 (Georg Lörner) C局、建設 (Bauwesen)局長: ハンス・カムラーSS大将 D局、強制収容所運営 (Konzentrationslagerwesen)局長: リヒャルト・グリュックスSS中将親衛隊髑髏部隊(1942年以前は親衛隊本部、親衛隊作戦本部の管轄) W局、経済活動 (Wirtschaftsunternehmungen)局長: オズヴァルト・ポールSS大将、後にアウグスト・フランクSS大将 (August Frank)
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