宮将軍
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宮将軍(みやしょうぐん)は、鎌倉時代後期に征夷大将軍に任じられた宗尊親王・惟康親王・久明親王・守邦親王の4親王を指す歴史用語。現代では皇族将軍(こうぞくしょうぐん)、親王将軍(しんのうしょうぐん)とも呼ぶ。また彼らを総称して鎌倉宮家(かまくらのみやけ)と表現することもある。
注釈
出典
- ^ 細川重男「右近衛大将源惟康―得宗専制政治の論理―」『年報 三田中世史研究』9号、2002年。/所収:細川重男『鎌倉北条氏の神話と歴史 ―権威と権力―』日本史史料研究会〈日本史史料研究会研究選書1〉、2007年。
- ^ 角田朋彦「偏諱の話」『段かづら』三・四、再興中世前期勉強会、2004年、20-21頁。
- ^ 水野智之『名前と権力の中世史 室町将軍の朝廷戦略』吉川弘文館〈歴史文化ライブラリー388〉、2014年、48頁。
- ^ a b 山野龍太郎 著「鎌倉期武士社会における烏帽子親子関係」、山本隆志 編『日本中世政治文化論の射程』思文閣出版、2012年、182頁。
- ^ 曽我部、2021年、P199-208・218-231.
- ^ 曽我部、2021年、P206-208・237-238.
- ^ 曽我部、2021年、P238-241.
- ^ a b 曽我部、2021年、P241-242.
- ^ 曽我部、2021年、P243.
- ^ 曽我部、2021年、P243-245.
- ^ 福田千鶴『酒井忠清』吉川弘文館〈人物叢書〉、2000年。
- ^ 山本博文『徳川将軍と天皇』中央公論新社〈中公文庫〉、p124-141「宮将軍擁立説と綱吉」、2004年。
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