見出しマップ
見出しマップとは、Microsoft Wordの文書において見出し項目だけを本文中とは別箇所に表示する機能のことである。一定分量のある長い文章を書く場合に、全体を把握するための機能として役立つ。
見出しマップに表示される項目を作成するには、[書式]メニューから[段落]コマンドを選択し、[インデントと行間隔]タブ内にある[アウトラインレベル]を指定すればよい。アウトラインレベルはいくつかの段階を設定することが可能で、大見出しや小見出に分けてレベルを定めることができる。
見出しマップを表示させるには、[表示]メニューから[見出しマップ]というコマンドを選択すればよい。すると画面の左にグレーの部分が表示され、見出し項目が表示される。見出しマップ内の見出しをクリックすれば、文書内の対応する箇所にジャンプすることができる。
文書の見出しにいくつかのアウトラインレベルが設定されている場合には、右クリックでコンテキストメニュー開けば、表示させるレベルを指定することができる。見出しごとに詳細の表示と非表示を切り替えたり、見出しマップで表示される見出しのフォントやフォント サイズを設定したり、選択した見出しに色を付けたりといった操作も可能である。
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