組み文字
組み文字とは、Wordにおいて、定型的な文字列を小さくまとめて表示させる機能のことである。通常の全角一文字分のスペースに、最大6文字までの文字列を二段構えで組み込むことができる。「株式会社」や「ミリバール」といった、冗長であるが省略できない接頭・接尾辞、単位などを、簡潔に表示するために用いられる。
組み文字を設定するには、対象としたい文字列を選択し、[書式]メニューから[拡張書式]にある[組み文字]を選択すればよい(Word 97では[書式]から[組み文字]へアクセスできる)。表示されたダイアログボックスでいくつかの設定を行えば、文字列を組み文字にできる。
なお、6文字を超える文字列を同様に二段構えにするには、拡張書式の中でも割注と呼ばれる機能を用いることで表示させることができる。
組文字
(組み文字 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/10 23:37 UTC 版)
組文字(くみもじ)は、1行の文字列中内に複数行記述する組版のことを言う。一般には、「㍍」「㍿」のように、全角サイズ1文字の領域に複数文字を入れる場合が多い。
- ^ UnicodeコンソーシアムにあるMac OS Japaneseとの変換テーブル
- ^ ARIB外字のため、対応フォントが必要。無料導入できるものは和田研フォントをベースにしたものがあり、和田研細丸ゴシック Wiki - SourceForge.JPの下部にて「和田研細丸ゴシック2004絵文字、和田研中丸ゴシック2004絵文字」がダウンロード可能。旧バージョンの「和田研細丸ゴシック2004ARIB、和田研中丸ゴシック2004ARIB」も対応。
- ^ 本来はタイの通貨単位であるバーツが収録されるはずであったが、誤って「パーツ」となってしまった(出典: CJKV Information Processing (Ken Lunde著))
- ^ font-feature-settingsを使用した組文字は「有限会社」となる。
- ^ font-feature-settingsを使用した組文字は「財団法人」となる。
- ^ a b これらは単体で用いられるものではなく、オントロとグスームの2文字を合わせて「オングストローム」とするためのものである。オントロ・グスームの記憶 朝日新聞社(比留間直和)、2012年8月6日(2020年9月8日閲覧)。
- 1 組文字とは
- 2 組文字の概要
- 3 文字を使用した組文字の扱い方
- 4 脚注
組み文字と同じ種類の言葉
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