衝立

デジタル大辞泉

つい‐たて【^▽衝立】

読み方：ついたて

１ 室内に立てて、部屋を仕切ったり、目隠ししたりする家具。

２ 「衝立障子(しょうじ)」の略。

難読語辞典

衝立

読み方：ツイタテ（ｔｓｕｉｔａｔｅ）

へだてさえぎるための具

季語・季題辞典

衝立

読み方：ツイタテ（ｔｓｕｉｔａｔｅ）

座敷などに立て仕切り、隔てとする家具

季節 冬

分類 人事

ウィキペディア

衝立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/06/14 16:54 UTC 版)

衝立（ついたて）は、日本の家屋（とりわけ、伝統的家屋）で用いられる、パーティション（間仕切り）用家具の一種。襖障子・板障子・組子などといった障壁に使える物に台脚を取り付けることで自立する調度品に仕立てたもので、屋内にて、間仕切り、目隠し、風除け、装飾性・芸術性などを目的に用いられる。

ウィキペディア小見出し辞書

衝立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/10/19 19:00 UTC 版)

「曲師」の記事における「衝立」の解説

衝立の陰に隠れて演奏することを影弾き、客前に出て演奏することを出弾きと言う。現在、曲師は大会など正式な舞台では衝立を挟んで観客から見えないようにし、浪曲師に正対するが、それ以外では衝立の用意が無い会場が多いなど、結果的に「出弾き」で弾くスタイルが増えている。曲師を衝立で隠した由来は、明治時代活躍した桃中軒雲右衛門が、曲師をしていた美しい妻を観客が狙わないように隠したことに由縁するという説があるが定かではない。

Weblio日本語例文用例辞書

「衝立」の例文・使い方・用例・文例

• 玄関の正面に衝立がある
• 置き看板という,衝立式の看板
• 包み張りという,衝立などを縁を付けないでも良いように,くるんで貼る方法
• 跳ね馬の絵を描いた衝立障子
• 衝立としての簾台
• 硯屏という,硯のそばに立てて埃を防ぐ衝立