行水

デジタル大辞泉

ぎょう‐ずい〔ギヤウ‐〕【行水】

読み方：ぎょうずい

［名］(スル)

１ たらいに湯や水を入れ、その中でからだを洗い流すこと。また、その湯や水。「—を使う」「烏(からす)の—」《季 夏》

２ 潔斎(けっさい)のため、水や湯でからだを清めること。

短編小説作品名辞典

行水

作者甲斐大策

収載図書聖愚者の物語
出版社石風社
刊行年月2003.9

隠語大辞典

行水

読み方：ぎょうずい

1. 月経のこと。
2. 月経の隠語。
3. 月経。江戸岡場所の売女が云ひし語なり。寛政頃の版本『部屋三味線』に曰く「御客といふものは内へ帰つて神棚へも手を上げなさるものだから、行水をことわらぬのは、こつちの罪になるねへ」。
4. 行水。月経の隠語。昔吉原遊女の用語。「洞房語園」に「月の不浄今は大方行水といふ」。「部屋三味線」に「お客といふものは内へ帰つて神棚へも手をあげなさるものだから行水を断らぬのはこつちの罪になるわえ」とあり。「行水のわかる浅黄はあかがぬけ。」
5. 〔情〕月経の異名。「赤玉」の条参照。

分類 吉原遊女、情、東京、江戸岡場所

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季語・季題辞典

行水

読み方：ギョウズイ（ｇｙｏｕｚｕｉ）

たらいに注いだ湯で手軽な湯あみをし、夏日の汗を流すこと

季節 夏

分類 人事

近代文学作品名辞典

行水

読み方：ギョウズイ（ｇｙｏｕｚｕｉ）

作者 人見東明

初出 明治44年

ジャンル 詩

ウィキペディア

行水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/12 03:09 UTC 版)

行水（ぎょうずい）とは、桶やたらい等にお湯や水をそそぎ、それを浴びて体を洗うこと。入浴の一形態。

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「行水」の例文・使い方・用例・文例

• 僕も結構風呂の時間が短いけれど、君は本当に烏の行水だね。
• それでも風呂に入ったつもりか. からすの行水じゃないか.
• 君の風呂はまるでカラスの行水だ.
• 行水を使う
• 烏の行水
• 舵行水雷
• 幕を張って行水などをすること