蝸牛型メニエール病
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蝸牛型メニエール病(かぎゅうがたメニエールびょう、英名 Cochlear Meniere's Disease )は難聴と耳鳴り・耳閉感の症状を繰り返す内耳の疾患である[1][2]。
- ^ a b c 加我 君孝、市村 惠一、新美 成二編著 『新臨床耳鼻咽喉学 2巻ー耳』、中外医学社、2002、P427、ISBN 4-498-06236-1
- ^ 北野仁、斎藤春雄、北嶋和智 ほか、「メニエール病の発症と類型」『耳鼻咽喉科臨床』 74巻 10special号 1981年 p.2370-2378, doi:10.5631/jibirin.74.10special_2370
- ^ a b c d 野村恭也、本庄巖、小松崎篤 編集『耳鼻咽喉科・頭頸部外科クリニカルトレンド. pt.4』、2004、P58-59、ISBN 4-521-01761-4
- ^ 日本めまい平衡医学会・めまいの診断基準化のための資料・メニエール病
- 1 蝸牛型メニエール病とは
- 2 蝸牛型メニエール病の概要
蝸牛型メニエール病
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 05:27 UTC 版)
メニエール病と同じく内リンパ水腫を原因とするが激しい回転性のめまいを伴わない。低音が聞こえにくい難聴・耳鳴り・耳閉感を主症状にし、状態がよくなっても再発を繰り返す。再発を繰り返した後にメニエール病に移行することが多い。内リンパ水腫を原因とするのでメニエール病の軽症である不全型ともいえる。 治療はメニエール病に準じ、内リンパ水腫を原因とする急性低音障害型感音難聴とほぼ同義の病気であり、診断名を蝸牛型メニエール病とせずより広範囲な概念である低音障害型感音性難聴とすることもある。
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