ふじわら‐の‐なりちか〔ふぢはら‐〕【藤原成親】
藤原成親
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/11 15:54 UTC 版)
藤原 成親(ふじわら の なりちか)は、平安時代末期の公卿。中納言・藤原家成の子。正二位・権大納言。
- ^ このような非難の一方で、頼長は家明の弟である成親とは男色の関係にあったとする説もある。
- ^ 「院ノ男ノオボヘニテ」「ナノメナラズ御寵アリケル」(『愚管抄』)
- ^ 「フヨウ」の意味については「不要」(取るに足らない)の他に、「芙蓉」(美貌)、または「武勇」とする解釈もある(元木泰雄「藤原成親と平氏」『立命館文学』605、2008年)。
- ^ 元木泰雄は、成親は師長が公家の長である摂関家を、重盛が武家の長である伊勢平氏を掌握させることで自分が両者の後見人として政治の実権を握る構想を抱いていたとみる(元木泰雄「平重盛論」(朧谷壽・山中章 編『平安京とその時代』(思文閣出版、2009年 ISBN 978-4-7842-1497-6)所収)。
- ^ 『平家物語』では武器を並べた崖下に突き落とされて殺害されたとある。
- ^ 『明月記』より
- ^ 『園城寺伝法血脈』
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