葛の葉障子の曲(曲芸)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 13:57 UTC 版)
「芦屋道満大内鑑」の記事における「葛の葉障子の曲(曲芸)」の解説
本作を元にした各種演芸、たとえば漫才、浪曲、浪花節といったものが多数制作されたが、それらが現在まで残ることはなかった。その中で唯一の例外ともいえるのが『葛の葉障子の曲』である。これは天保2年(1831年)に江戸両国で、鉄割熊蔵(後に弥吉と改名)率いる一座が披露した見世物小屋の曲芸で、大ヒットした。『芦屋道満大内鑑』4段目での葛の葉の曲書きの場面をモチーフにした「足芸」であり、明治以降も演目としての命脈を保ち、現在でも木下大サーカスの伝統芸として上演されている。
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