著名な時計台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 03:08 UTC 版)
世界でよく知られている時計台は、イギリス・ロンドンのウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)のビッグ・ベン、インド・ムンバイのラジャベイ・タワー、そしてモスクワ・クレムリン宮殿のクレムリンタワーである。 日本では札幌農学校(現北海道大学)の演武場として建立された札幌市時計台が国内最古の時計台であり、観光名所としても著名である。 東京の服部時計店(現和光)、京都の同志社大学彰栄館、京都大学百周年記念館、大阪の生駒時計店、横浜の横浜市開港記念会館、出石の辰鼓楼なども、歴史的建造物でありランドマークとして親しまれている。また世界で最大の時計台はサウジアラビアのメッカにあるアブラージュ・アル・ベイト・タワーズで、時計の大きさは直径46mにもなる。この建物が竣工されるまでは東京都渋谷区にあるNTTドコモ代々木ビルが世界一大きな時計台であった(時計の直径約15m)。 フィクションに登場する時計台の例として、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のヒルバレーのタウンホールの時計台がある(ただし正確には時計台ではなく、建物(タウンホール)の正面上部(ペディメント)に設置された大時計である)。また、時計台そのものではなく「時計台からの落下シーン」が有名な映画に『プロジェクトA』がある。
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