荒川橋梁_(東北本線)とは? わかりやすく解説

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荒川橋梁 (東北本線)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 14:14 UTC 版)

荒川橋梁(あらかわきょうりょう)は、東京都北区赤羽と埼玉県川口市舟戸町の間で荒川に架かる東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の密接する3本の複線鉄道橋である。下流側の複線が電車線(旅客案内上は京浜東北線)、中央の複線が列車線(旅客案内上は宇都宮線(東北線)・高崎線上野東京ライン)、上流側の複線が貨物線(「東北貨物線」、旅客案内上は湘南新宿ライン)で、当橋梁は電車線では赤羽駅川口駅間、列車線・貨物線では赤羽駅・浦和駅間にある。右岸堤防を挟み、すぐ南側に隣接して新河岸川に架かる橋長87メートルの新河岸川橋梁(しんかしがわきょうりょう)がある[3]。この記事では新河岸川橋梁についても合わせて触れる。


注釈

  1. ^ 「荒川鉄橋建築工事報告第二」では橋の完成を明治17年2月としており、これを引いている『鉄道路線変せん史探訪』でもそのように記載している。しかし「荒川鉄橋建築工事報告第二」に記載の工程を基にすると完成は明治18年2月でなければつじつまが合わず、また工期21か月となるのも明治18年完成の場合である。「本邦鉄道橋ノ沿革ニ就テ(討議)」では明治18年2月竣功であると明記している。
  2. ^ 土木学会歴史的鋼橋のデータベースでは、このトラス桁の重量を約282トンとしているが、工事当時の資料では約340トンとしている。
  3. ^ 桁面を上げる工事のこと。

出典

  1. ^ 荒川橋(旅客線)1966-11”. 土木学会付属土木図書館. 2015年7月17日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 歴史的鋼橋:T5-071 荒川橋梁旅客線、貨物線”. 土木学会付属土木図書館. 2015年7月22日閲覧。
  3. ^ a b c 歴史的鋼橋:T5-070 新河岸川橋梁”. 土木学会付属土木図書館. 2015年7月22日閲覧。
  4. ^ 『鉄道路線変せん史探訪』pp.28 - 35
  5. ^ 『埼玉鉄道物語』pp.2 - 4
  6. ^ 『埼玉鉄道物語』pp.4 - 7
  7. ^ 『鉄道路線変せん史探訪』pp.31 - 34
  8. ^ a b c 『鉄道路線変せん史探訪』pp.34 - 36
  9. ^ 『日本の鉄道創世記』p.160
  10. ^ a b 『鉄道路線変せん史探訪』p.41
  11. ^ a b c d e f 「荒川鉄橋建築工事報告第二」p.764
  12. ^ a b c d e f g 「本邦鉄道橋ノ沿革ニ就テ(討議)」p.741
  13. ^ a b c d e f g h i j 『鉄道路線変せん史探訪』p.39
  14. ^ 「荒川鉄橋建築工事報告第一」p.714
  15. ^ a b c 『鉄道路線変せん史探訪 パートIII』p.16
  16. ^ a b 『鉄道路線変せん史探訪』p.42
  17. ^ 「荒川鉄橋建築工事報告第一」第1図
  18. ^ 「荒川鉄橋建築工事報告補遺」p.767
  19. ^ a b 「荒川鉄橋建築工事報告第一」p.715
  20. ^ 「荒川鉄橋建築工事報告第一」pp.715 - 716
  21. ^ 「荒川鉄橋建築工事報告第一」p.717
  22. ^ 「荒川鉄橋建築工事報告第二」pp.751 - 752
  23. ^ 「荒川鉄橋建築工事報告第二」p.753
  24. ^ 「荒川鉄橋建築工事報告第二」p.754
  25. ^ 「荒川鉄橋建築工事報告第二」p.756
  26. ^ 「荒川鉄橋建築工事報告第二」第11図
  27. ^ a b c 「荒川鉄橋建築工事報告第一」p.716
  28. ^ 「荒川鉄橋建築工事報告第二」pp.758 - 759
  29. ^ a b c 「荒川鉄橋建築工事報告第二」p.759
  30. ^ 「荒川鉄橋建築工事報告第二」p.762
  31. ^ 『鉄道路線変せん史探訪 パートIII』p.15
  32. ^ a b c d e f 『大正十二年 鉄道震害調査書』p.40
  33. ^ a b c d 鋼橋の技術史研究部会最終報告書 平成15年4月” (PDF). 鋼橋技術研究会. 2015年9月24日閲覧。
  34. ^ a b 『鉄道路線変せん史探訪 パートIII』p.18
  35. ^ a b c 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 1巻、1998年10月1日、189頁。 
  36. ^ 『大正十二年 鉄道震害調査書』p.1
  37. ^ 『大正十二年 鉄道震害調査書』pp.40 - 41
  38. ^ a b c 『大正十二年 鉄道震害調査書』第19表
  39. ^ a b c d e f g 『鉄道路線変せん史探訪 パートIII』p.27
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  42. ^ a b c d e f 『鉄道路線変せん史探訪 パートIII』p.24
  43. ^ a b 『東北線赤羽大宮間電気運転設備概要』の「東北本線荒川橋梁新設工事」のページ
  44. ^ a b c 『鉄道路線変せん史探訪 パートIII』p.25
  45. ^ 『鉄道路線変せん史探訪 パートIII』p.26
  46. ^ a b c d e f 「東北本線赤羽・川口間増設工事(荒川橋りょう)施工報告」pp.3 - 4
  47. ^ a b 『鉄道路線変せん史探訪 パートIII』p.23
  48. ^ a b c d 『日本国有鉄道百年史』13巻 p.854
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  51. ^ 「荒川橋梁橋桁更換工事」(交通技術)pp.20 - 21
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  54. ^ a b c d e f g 「増設工事すすむ荒川橋梁」p.33
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  56. ^ 「東北本線赤羽・川口間増設工事(荒川橋りょう)施工報告」p.6
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  58. ^ a b c 「東北本線赤羽・川口間増設工事(荒川橋りょう)施工報告」序
  59. ^ a b c d e f 「東北本線赤羽・川口間増設工事(荒川橋りょう)施工報告」p.9
  60. ^ 「東北本線赤羽・川口間増設工事(荒川橋りょう)施工報告」p.148
  61. ^ 「東北本線赤羽・川口間増設工事(荒川橋りょう)施工報告」pp.12, 140
  62. ^ 「東北本線赤羽・川口間増設工事(荒川橋りょう)施工報告」p.92
  63. ^ a b 「東北本線赤羽・川口間増設工事(荒川橋りょう)施工報告」p.11
  64. ^ a b 「東北本線赤羽・川口間増設工事(荒川橋りょう)施工報告」p.48
  65. ^ 「東北本線赤羽・川口間増設工事(荒川橋りょう)施工報告」p.89
  66. ^ a b 「東北本線赤羽・川口間増設工事(荒川橋りょう)施工報告」pp.89 - 91
  67. ^ 「東北本線赤羽・川口間増設工事(荒川橋りょう)施工報告」pp.92 - 95
  68. ^ 「東北本線荒川橋梁工事における工程管理」p.28
  69. ^ a b 「東北本線荒川橋梁工事における工程管理」pp.28 - 30
  70. ^ a b c 「月間報告」(1966年1月)p.40
  71. ^ a b c 「月間報告」(1962年3月)p.40
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  73. ^ 「行楽日に国電事故」『朝日新聞』昭和28年9月27日夕刊3面
  74. ^ 線路に近接する不発弾処理に伴う列車の運転見合わせについて”. 東日本旅客鉄道株式会社 (2013年10月11日). 2013年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月17日閲覧。
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  76. ^ 東京都北区の不発弾処理について - 埼玉県危機管理・災害情報、2013年11月08日、2015年7月17日閲覧。
  77. ^ 赤羽北の不発弾処理 住民一時避難し無事終了東京MXテレビ2013年11月17日配信





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