船体と兵装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 16:42 UTC 版)
前項で述べたとおり、ガトー級とバラオ級の相違は高張力鋼採用により試験深度が120mに増加し、1944年に深度600ft(180m)で運転できるグールド遠心ポンプを採択して潜航深度が深くなった。重量増に伴う一部構造の修正という部分が最大の相違であり、その他の点では余り変わりがない。艦橋は初めから凸型艦橋である。 兵装に関しても、ガトー級では途中から改正された水上兵装が、バラオ級では初めからの標準兵装となっており、艦によって兵装が様々な所や、次第に重兵装していく点もガトー級と一緒である。
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船体と兵装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/11 02:23 UTC 版)
テンチ級はガトー・バラオ両級とは外観が似ているものの、中身は一新され完全な別物となっている。まず航続力の問題は、従来のバラストタンクの一つを燃料タンクに振り替えることで対処した。他のバラストタンクも配置を大幅に改正した。機関はバラオ級と同一だが、騒音対策の観点から本格的なダイレクト・ドライブ方式が取り入れられた。 内殻の形状も改正し、容積が増えた分を魚雷搭載箇所にあてた結果、魚雷搭載数も28本に増えた。全般的な改正の結果、排水量は35トンから40トン増加したが、その分全般的に船体の強度も増加した。なお、振り替え分のテンチ以下8隻と、本来の新設計艦の筆頭であるコルセア以降の艦とでは改正箇所が大幅に異なる。 魚雷以外の兵装に関しては、バラオ級と同一である。
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