セルフィー
【英】selfie, selfy
セルフィーとは、自らを被写体としてカメラで撮影すること、および、そうして自分を撮影した写真や写真画像のことである。特に、デジタルカメラを手に持ち(レンズを自分に向けて)撮影することを指す場合が多い。
セルフィーという語は2000年代前半頃に登場したとされる。英語では、カメラで自分を撮影することを「セルフポートレート(自画像)写真」のように表現するが、手軽な略称としてセルフィーの語が徐々に浸透し、2013年にはOxford English Dictionary(オックスフォード英語辞典)に新語として登録されるに至った。
Oxford English Dictionaryは、ソーシャルメディアに投稿するためにスマートフォンのカメラで撮影することを典型的なセルフィーの例として挙げている。インカメラを利用して構図を確認しつつ自分を撮影できるスマートフォンと、撮影した画像を活用できるソーシャルメディアの存在が、セルフィーの語を浸透させた要因の一つと見てとることができる。
ちなみに、自身の半裸の画像や、性的欲求を刺激する文言などを、携帯電話などのSMS(ショートメッセージサービス)に添付して発信する行為を「セクスティング」(sexting)という。これはsex(性)とtexting(テキスティング)を合わせた語であり、Oxford English Dictionaryは2011年にsextingを辞書に追加している。
参照リンク
Definition of selfie in English - (Oxford Dictionaries)
The Oxford Dictionaries Word of the Year 2013 is… - (Oxford Dictionaries)
自分撮り
(自 撮り から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/13 22:15 UTC 版)
自分撮り(じぶんどり)とは、自撮り(じどり)、セルフィー(英語: selfie)、セルカ(セルフカメラの略語)とも呼ばれる、撮影者が自分自身もしくは自分たちを被写体とした撮影方法である。
- ^ “今年の言葉は「自撮り写真」=オックスフォード辞典”. ロイター. (2013年11月19日)
- ^ “自撮りの死亡率は、サメの襲撃の5倍 インドの医学誌”. AFPBB News (2019年6月27日). 2019年6月28日閲覧。
- ^ Agam Bansal; Chandan Garg; Abhijith Pakhare; Samiksha Gupta (2018). “Selfies: A boon or bane?”. Journal of Family Medicine and Primary Care (Family Medicine and Primary Care Trust) 7 (4): 828–831. doi:10.4103/jfmpc.jfmpc_109_18.
- ^ 「自撮り」で死なないで 死亡例世界最多はインド 調査結果AFP 2016年11月19日
- ^ “写真を撮ろうとした登山客が滑落死、210メートル下に転落”. CNN (2022年1月29日). 2022年1月29日閲覧。
- ^ 【EU発!Breaking News】電車の上の自撮りで感電死。スマホを頭上にかかげ高圧送電線に触れる。(スペイン)
- ^ 【EU発!Breaking News】自撮り写真の撮影に夢中になった観光客夫婦、崖から転落し死亡。(ポルトガル)
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ “ビル屋上で自撮りの中国人男性転落死 母親への賠償、配信サイトに命令”. スプートニク通信社 (2019年5月23日). 2019年10月28日閲覧。
- ^ a b c パトリシア・ウォレス『インターネットの心理学』 川浦康至・和田正人・堀正訳 NTT出版 2018年、ISBN 978-4-7571-4352-4 pp.321-323.
- ^ Nicola Döring (2014). Consensual sexting among adolescents: Risk prevention through abstinence education or safer sexting?. Cyberpsychology: Journal of Psychosocial Research on Cyberspace, 8(1), Article 9 doi:10.5817/CP2014-1-9
- ^ “投票所でも「自分撮り」、地方選のオランダで投稿相次ぐ”. AFP. (2014年3月22日) 2014年3月25日閲覧。
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