自由律俳句とは? わかりやすく解説

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自由律俳句 (じゆうりつはいく)


自由律俳句

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/12 06:31 UTC 版)

自由律俳句(じゆうりつはいく)とは、五七五の定型俳句に対し、定型に縛られずに作られる俳句を言う。季題にとらわれず、感情の自由な律動(内在律・自然律などとも言われる)を表現することに重きが置かれる[1][2]。文語や「や」「かな」「けり」などの切れ字を用いず、口語で作られることが多いのも特徴である[1]。17音より短い作品は短律、長い作品は長律とも言う[3]。定型の意識を保ったまま作られる字あまり・字足らずや句またがり、破調の句などと区別される[1]。また自由律俳句はあくまで定型から自由になろうとすることによって成立する俳句であり、したがって単なる一行詩がそのまま自由律俳句となるわけではない[4]


  1. ^ a b c d 瓜生鐵二 「自由律俳句」『現代俳句大事典』 280-281
  2. ^ a b c d 瓜生鐵二 「自由律俳句」『現代俳句ハンドブック』 196頁
  3. ^ 栗田やすし 「短律・長律」『現代俳句大事典』 348頁
  4. ^ 上田、157、166頁
  5. ^ 上田、70頁
  6. ^ 上田、77頁
  7. ^ 上田、128頁
  8. ^ 上田、102-105頁
  9. ^ 川名大 「プロレタリア俳句」『現代俳句ハンドブック』 210頁
  10. ^ 日野百草「戦前の自由律における社会性俳句」殿岡駿星編著『橋本夢道の獄中句・戦中日記』290頁
  11. ^ 上田、233頁
  12. ^ 上田、235-237頁
  13. ^ MAGAZINE, P+D (2017年8月2日). “せきしろが語る、「自由律俳句」入門 | P+D MAGAZINE”. pdmagazine.jp. 2020年3月31日閲覧。


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自由律俳句

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 18:43 UTC 版)

かが屋の鶴の間」の記事における「自由律俳句」の解説

加賀趣味である自由律俳句を、リスナーからも募集加賀その場自作の自由律俳句を披露する採用されたものの中の一句が、翌週オープニングコント原案となる。登場するゲスト合わせ募集内容コーナー名変更する場合もある。

※この「自由律俳句」の解説は、「かが屋の鶴の間」の解説の一部です。
「自由律俳句」を含む「かが屋の鶴の間」の記事については、「かが屋の鶴の間」の概要を参照ください。

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