聖フランチェスコのいるエジプトへの逃避途上の休息
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/20 14:59 UTC 版)
『聖フランチェスコのいるエジプトへの逃避途上の休息[1]』(せいフランチェスコのいるエジプトへのとうひとじょうのきゅうそく、伊: Riposo durante la fuga in Egitto con San Francesco, 英: Rest on the Flight into Egypt with St. Francis)は、ルネサンス期のイタリアの画家コレッジョが1520年頃に制作した絵画である。油彩。主題は『新約聖書』外典の「偽マタイの福音書」で語られている聖家族のエジプトへの逃避で起きた奇跡のエピソードを扱っている。画家の故郷であるコッレッジョのサン・フランチェスコ教会の無原罪の御魂宿りの家族礼拝堂(Family chapel of the Immaculate Conception)のために、裕福な法律家であり文化人であるフランチェスコ・ムナーリ(Francesco Munari)の委託によって制作された[2][3]。後にメディチ家のコレクションに加わり、重要な作品のみ飾られたトリブーナで展示された。現在はフィレンツェのウフィツィ美術館に所蔵されている[2]。
- 1 聖フランチェスコのいるエジプトへの逃避途上の休息とは
- 2 聖フランチェスコのいるエジプトへの逃避途上の休息の概要
- 3 参考文献
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