羅ご羅とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 羅ご羅の意味・解説 

らごら【羅睺羅】


羅睺羅

(羅ご羅 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/06 09:03 UTC 版)

羅睺羅(らごら、/: Rāhula ラーフラ)は、仏教の開祖である釈迦の実子であり、またその弟子の一人である。釈迦族の王子瞿曇悉達多(ガウタマ・シッダールタ=釈迦牟尼の俗名)の妃耶輸陀羅(ヤショーダラー)が釈迦の出家前に妊娠した子で、釈迦が出家して5年後に生まれたとされる。釈迦十大弟子の一人に数えられ、正しい修行を為した密行第一と称される[1]。また十六羅漢の一人でもある。


  1. ^ 『今日から役立つ仏教』著者正木晃
  2. ^ 『図解仏教』成美堂出版14頁
  3. ^ 古来インドでは一族の跡継ぎがなければ、出家することはできないからである。出家を願っていた釈迦にはまたとない吉報であるといえる。また祖父の浄飯王もこの命名を喜んでいるが、孫に「障碍」という名がついて喜ぶのは不自然である。
  4. ^ 仏教夜話・19 仏弟子群像(6)釈尊の実子ラーフラ(上)
  5. ^ 並川孝儀「ラーフラ(羅睺羅)の命名と釈尊の出家」『佛教大学総合研究所紀要 04号』
  6. ^ なお、日本では「らごら」「らご」とは僧侶の息子のことを指す。
  7. ^ elkoravolo (1311758227). “「羅雲忍辱経」” (日本語). elkoravoloの日記. 2022年7月17日閲覧。


「羅睺羅」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

羅ご羅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



羅ご羅のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの羅睺羅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS