羅世
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/17 00:15 UTC 版)
羅 世(ら せい、1319年 - 1397年)は、高麗末期に倭寇の討伐で功を挙げた武将である[1]。官職は「海道元帥」[1]。元代に高麗へ帰化した漢人である[2]。1380年に鎮浦口に上陸した倭寇500隻を、高麗の派遣した沈徳符・崔茂宣らとともに撃退し、勝利した[1]。これは、倭寇と高麗との歴史上最大規模の戦闘といわれる。
- ^ a b c 近藤浩一 『東アジア海域と倭寇 : 9世紀末の新羅海賊との比較史的考察を通して』京都産業大学〈京都産業大学論集 人文科学系列 (47)〉、2014年3月、129頁 。
- ^ 潘吉星 『中外科學之交流』香港中文大学出版社、1993年1月、159頁。ISBN 978-962-201-548-7 。
- 1 羅世とは
- 2 羅世の概要
- >> 「羅世」を含む用語の索引
- 羅世のページへのリンク