絹本著色于公高門図〈渡辺華山筆/〉
主名称: | 絹本著色于公高門図〈渡辺華山筆/〉 |
指定番号: | 1715 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1974.06.08(昭和49.06.08) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 絵画 |
ト書: | |
員数: | 1幅 |
時代区分: | 江戸 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 市の獄吏であった于公は、獄を決するのに公平でだれも恨みとするものがなかった。陰徳をほどこしたから、子孫はきっと名をなし家を興す者があろうと信じ、門を修復の際、四頭立の馬車が通れるほど高大なものを作らせたという。本図はこの前漢書に基づく故事を描く。制作にあたってかなり苦心したことは現存する画稿類からも推察され、綿密な描写をはじめ独自の鳥瞰的画法を駆使した構図や平明な賦彩などに特色があり、崋山最晩年の優作というに恥じない。 |
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