米長流急戦矢倉の戦い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 02:47 UTC 版)
「米長流急戦矢倉」の記事における「米長流急戦矢倉の戦い」の解説
後手は矢倉に組まず、角筋を通したまま△6四歩を突き△7三桂と跳ね、6筋に戦力を集中して先攻する(掲載の図表から△6五歩が典型的な例)。6筋をこじあけて9九の香車を取りながら馬を作るのが狙いの一つである。また、先手が4六歩と角道を止めると後手からの急戦が難しくなり、先手は4七銀3七桂、後手も6三銀7三桂の先後同型矢倉が派生する。その場合、端歩はどうするのか、玉は矢倉に入場するのか、どちらから先攻するのか、などの駆け引きが生じる。これらはいまだに未解決である。
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