笹生川ダム湖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 13:50 UTC 版)
笹生川ダムによって形成された人造湖は、笹生川ダム湖と呼ばれている。人造湖の名称に「ダム湖」が使われているケースは珍しいが、福井県では日野川に建設されている広野ダムの人造湖も広野ダム湖と呼ばれている。ダムおよびダム湖の一部は奥越高原県立自然公園第2種特別地域に指定されており、付近に人家がないため静寂である。 笹生川ダムへは、大野市より国道157号を岐阜市方面へ南下し、真名川ダムを通過して旧西谷村中島地区の跡地である麻那姫湖青少年旅行村付近で福井県道230号大谷秋生大野線に入り、直進すると到着する。ダム本体は柵で規制されているため天端への立入は出来ない。しかし国土交通省近畿地方整備局九頭竜川ダム統合管理事務所を中心に福井県や北陸電力などが協力して毎年夏に開催する「森と湖に親しむ旬間」ではインフラツーリズムの一環として真名川ダム・笹生川ダム見学会を実施しており、この時は普段立入禁止の笹生川ダム本体を見学することができる。また、ダムカードについては現地の笹生川ダム監視所または大野市にある福井県笹生川・浄土寺川ダム統合管理事務所にて配布されている。どちらも土曜日・日曜日・祝日を含めて午前8時30分から午後5時15分まで配布しているが、監視所は冬季豪雪地帯にあるため4月から11月までの配布となり、12月から3月のみ統合管理事務所での配布となる。
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