第3部「地球降下編」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 02:08 UTC 版)
「機動戦士ムーンガンダム」の記事における「第3部「地球降下編」」の解説
先の戦闘で推進系にダメージを負ったラー・ギルスは、ムーンガンダムをはじめとするMS隊に艦体を押させて撤退を図るものの、グワーシャの攻撃により撃沈直前まで追い詰められる。その時、ムーンガンダムが謎の虹色の光を発し、驚異的な推進力を発揮してラー・ギルスをグワーシャの攻撃圏内から離脱させる。リュースはラー・ギルスの追跡を断念し、自らの目的を果たすためにムーン・ムーンの占拠に向かうが、アタラント3のクルーはこれを阻止すべくムーン・ムーンへ戻り、リュース派と戦闘を繰り広げた後にミネバを再度奪還すべく、ラー・ギルスの後を追う。 一方、ラー・ギルスはミネバの身柄を地球のラサにある連邦軍本部に送り届ける命を受ける。ユッタは連邦軍の現地徴用兵として保護観察の身となり、ムーンガンダムの正規パイロットとして連邦軍の軍籍を与えられ、ミネバを守るためにラー・ギルスに乗艦して地球へ向かう。 その頃、アタラント3では、連邦側に有利な状況を作るために動いている内通者が艦内にいると疑われていた。補給隊を率いてやって来たフアン・マハロフは、内通者の正体がアゴスであること、過去に彼が「内通者」としての人格を人為的に植え付けられたことを掴み、その事実をアタラント3のメンバーに伝える。その後に行われたラー・ギルスへの再潜入作戦において、アゴスは「内通者」としての人格に切り替わり、ミネバを奪還した後に自分を犠牲にして大気圏に飛び込み、彼女を地球に送り届けるという任務を遂行しようとするが、ミネバを追ってムーンガンダムで大気圏に飛び込んだユッタと、アゴスを救おうとするフアンによって阻止される。フアンの奮闘によってミネバはユッタに託され、アゴスもフアンの説得により元に戻るが、フアンは大気圏でその生命を散らした。
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