第2部 アンダンテ・カンタービレ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 17:26 UTC 版)
「ピアノ協奏曲 (三善晃)」の記事における「第2部 アンダンテ・カンタービレ」の解説
三部形式。カデンツァからそのまま切れ目無く、コラール風の主題がピアノに現れる。しばらくしてこの旋律が消えると、弦楽器にもう一つのコラールが現れる。中間部は、ピアノによるコラール主題の変奏で開始され、チェレスタやグロッケンシュピールにより、1小節単位の細かい装飾句が受け渡される。この装飾句は、第3部の主題の予告である。弦楽器に第2のコラールが再現され、その上に第1のコラールが変奏される。経過的なピアノのカデンツァに入り、そのまま第3部へ続いてゆく。
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