第2楽章 パントゥム Pantoum, Assez vif
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 15:18 UTC 版)
「ピアノ三重奏曲 (ラヴェル)」の記事における「第2楽章 パントゥム Pantoum, Assez vif」の解説
「パントゥム」とは四行連詩をなすムラユ語の詩形であり、ある連の2行目と4行目が次の連の1、3行目となるという特徴がある。ラヴェルがこの形式を忠実に再現しようとしたと一般には信じられていないが、ブライアン・ニューボールド(英語版)を始めとする一部では、この表題が文字通りのものであると主張されている。曲は伝統的なスケルツォとトリオによる三部形式に基づく。ピアノが刺激的な主題を奏して始まり、弦楽器が2オクターヴ間隔で奏するなめらかな第二主題が続く。トリオの主題は4/2拍子というまったく違う拍子で書かれ、2つの拍子が共存する。
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