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竹田復

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 13:50 UTC 版)

竹田 復
人物情報
生誕 (1891-01-10) 1891年1月10日
日本山梨県
死没 1986年11月7日(1986-11-07)(95歳)
出身校 東京帝国大学
子供 竹田晃、竹田宏
学問
研究分野 中国文学・中国語学
研究機関 東京教育大学
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竹田 復(たけだ さかえ、1891年明治24年)1月10日 - 1986年昭和61年)11月7日)は、日本の中国文学者中国語学者。東京教育大学名誉教授。

人物

山梨県生まれ。父は漢学者・竹田左膳。病弱なため和歌山県小学校を終え、静岡中学校1914年第一高等学校卒、1918年東京帝国大学文学部支那文学科卒、大学院入学、1921年から1924年北京に学ぶ。

1925年より第一高等学校教授、東京帝国大学文学部助教授を兼任。1945年に「支那口語文学源流考」で東京帝国大学文学博士を取得。1945年1月、東京文理科大学教授。1948年東京教育大学(現筑波大学)教授、1952年定年退官、東洋大学教授、1958年日本大学教授、1964年大東文化大学教授、1967年名誉教授

家族・親族

東大教養学部名誉教授竹田晃[1]大東文化大学元教授竹田宏の父。

編著書

  • 『昭和漢文読本教授参考書』(全4編、文学社、1932-1933年)
  • 『支那語發音四聲速習表』(魚返善雄との共著、三省堂、1940年)
  • 『支那語新辞典』(博文館、1941年)
  • 『新字体漢和新字典』(河野書店、1954年)

共編

  • 『高等漢文 諸子抄』(島田鈞一・佐久節との共編、育英書院、1921年)
  • 『中国文学史の問題点』(倉石武四郎との共編、中央公論社、1957年)
  • 『現代中国文学論選』(飯田吉郎との共編、アジア出版社、1958年)

監修

  • 『解明新辞典 選名字典・かな使い便覧』(鶴書房、1956年)
  • 『常用新辞典 和英併用・ペン字入』(鶴書房、1956年)
  • 『新式模範辞典 常識最新語・新かなづかい』(鶴書房、1958年)

シリーズ監修

校訂

  • 『毛詩講本』(島田鈞一との共同校訂、育英書院、1926年)

参考記事

脚注

  1. ^ 進学情報センターニュース 第45号 表紙 (東京大学教養学部、2006年9月)



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