種類と名称
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サズはサイズにより異なる名前で呼ばれる。小さいものから順に、ジュラ、バーラマ・ジュラ、タンブラ、バーラマ、ディワン。一番ポピュラーなのは、バーラマで、サズの別名としても使われる。バーラマには、23フレットの長いネックのものと19フレットの短いネックのものがある。ただし、サズのサイズや名称、フレット数は上記にあてはまらない場合も多い。
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種類と名称
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スペイン語の「ビウエラ vihuela」は、イタリア語やポルトガル語では、「ヴィオラ viola」となるので、「ビウエラ」と「ヴィオラ」は語源学上ほぼ等価な単語である。したがって、「ヴィオラ」と同様、当時「ビウエラ」が指し示す楽器の範囲はかなり広く、撥弦楽器から擦弦楽器に至るまで、種々の楽器がビウエラと呼ばれていた。以下に主要なビウエラの種類を示す。 ビウエラ・デ・マーノ Vihuela de Mano(手のビウエラ) - 撥弦楽器(6コース)、指頭により演奏 ビウエラ・デ・プエブロ Vihuela de Pueblo(人々の) - 撥弦楽器(4コース)、指頭により演奏 ビウエラ・デ・プレクトロ Vihuela de Plectro(プレクトルムの) - 撥弦楽器、プレクトルムにより演奏 ビウエラ・デ・アルコ Vihuela de Arco(弓の) - 擦弦楽器 擦弦楽器であるビウエラ・デ・アルコがヴィオラ・ダ・ガンバの祖先と見なせることから、「ビウエラ」一般とヴィオール族は楽器学上も同一系譜上にあるといえる。 今日「ビウエラ」はビウエラ・デ・マーノを指して用いられる傾向にある。以下でも単にビウエラといえば、ビウエラ・デ・マーノのことを指すものとする。
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