稚児笹

デジタル大辞泉

ちご‐ざさ【稚児^×笹】

読み方：ちござさ

イネ科の多年草。湿地に群生し、高さ約40センチ。葉は狭針形。初夏、小球状の緑紫色の小穂を円錐状につける。しまざさ。

竹図鑑

稚児笹

学名：P. fortunei
和名：チゴザサ

備考（別名・通称など）：葉に多数の白縞。園芸に使われる。

植物図鑑

ちござさ (稚児笹)

●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国、東南アジア、オーストラリアに分布しています。水田や湿地などに生え、高さは３０～５０センチになります。長い根茎を伸ばして広がります。葉は狭披針形で互生します。６月から８月ごろ、茎頂に円錐花序をだし、淡緑色から紫褐色の小穂をつけます。小穂は小さな楕円形です。
●イネ科チゴザサ属の多年草で、学名は Isachne globosa。英名は Swamp millet。

ちござさ (稚児笹)

●わが国の本州、福島県以西から四国・九州に分布する「ケネザサ」の園芸品種です。桿の高さは２０～５０センチになり、葉は披針形で、白色から淡黄色の縦縞が入ります。葉の裏面にはビロード状の毛が生えます。庭園に植栽されますが、お正月の寄せ植えにも利用されます。
●イネ科メダケ属の常緑タケ類で、学名は Pleioblastus fortunei f.pubescens cv.。英名は Dwarf whitestripe bamboo。

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植物名辞典

稚児笹

読み方：チゴザサ（ｃｈｉｇｏｚａｓａ）

イネ科の多年草、園芸植物

学名 Pleioblastus fortunei