稀ガスとは? わかりやすく解説

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き‐ガス【希ガス/×稀ガス】

読み方:きがす

希ガス元素」の略。


第18族元素

(稀ガス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 07:44 UTC 版)

第18族元素(だいじゅうはちぞくげんそ)とは、元素周期表における第18族に属する元素、すなわちヘリウムネオンアルゴンクリプトンキセノンラドンオガネソンを指す名である。なお、これらのうちで安定した核種を持つのは、第1周期元素のヘリウムから第5周期元素のキセノンまでであり、ラドンとオガネソンは放射性元素である[1]貴ガス(きガス、: noble gas)と呼ばれる。英語表記の変更があった2005年までは希ガス稀ガス(きガス、: rare gas)と呼ばれていた。


注釈

  1. ^ 「希ガス」の表記は、「稀」が当用漢字に含まれなかったことによる書き換えである。
  2. ^ 体積で0.94 %、質量で1.3 %[3]。体積比では同じく大気中に含まれる二酸化炭素の30倍近い

出典

  1. ^ 出典”. 環境科学技術研究所 (2008年1月31日). 2021年11月17日閲覧。
  2. ^ 出典”. 高校化学と生物の要点と勉強法. 2021年11月17日閲覧。
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  11. ^ 希ガス同位体地球惑星科学 東京大学大学院理学系研究科附属地殻化学実験施設・惑星化学研究室
  12. ^ はやぶさが持ち帰った小惑星の微粒子を分析 -希ガス同位体分析からわかったこと- 東京大学大学院理学系研究科附属地殻化学実験施設・惑星化学研究室 (PDF)
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