福祉事務所職員による不正受給(不正支給)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 02:19 UTC 版)
「生活保護の不正受給」の記事における「福祉事務所職員による不正受給(不正支給)」の解説
大阪府河内長野市の調査では、市職員が生活保護費を着服していたとみられる問題で、2009 - 11年に2億6000万円の被害があったとされている。 東京都北区では、生活福祉課相談係の通称「住所不定チーム」に所属して住所不定者を取り扱う40代と、60代職員が、調査時点で各8600万円、1,300万円の生活保護費を、死亡者が生きているように装いまたは転出の事実を隠して不正に支出し、横領していた。同チームの保護費抜き取りなどの不適切な金銭の取り扱いは平成24,25年度時点で管理職も把握しており、住居喪失被保護者等支援業務委託の導入で一時期改善が図られるも、同事業は27年度を以て終了し、最終的に有効な策が取られることがなく放置され、その事実は2019年の任期満了に伴う区長選挙への影響を鑑み、公表されていない。
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