祐定寄進の梵鐘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 17:43 UTC 版)
全高93.9センチメートル、口径53.9センチメートル、竜頭高18.2センチメートル、厚さ5.6センチメートル、乳高1.8センチメートル。南北朝時代の作品。『日本の梵鐘』によると、本作は九州芦屋鋳物師の作品であると推測されている。元々この鐘は筑紫神社のもので、後に備前藩の池田家によって後の操山にある仏心寺に寄付された。慈眼院の和尚である行覚の教化を受けた横山祐定が明治20年に本作を取得、寄進した。平成16年11月1日に市指定文化財に指定。横山祐定家は江戸時代以降水害の影響を免れて刀の制作を続けていた。
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