礼服御冠残欠 第3層 (らいふくおんかんむり ざんけつ)
礼服御冠残欠 第6層 (らいふくおんかんむり ざんけつ)
礼服御冠残欠 第5層 (らいふくおんかんむり ざんけつ)
礼服御冠残欠 第2層 (らいふくおんかんむり ざんけつ)
礼服御冠残欠 第1層 (らいふくおんかんむり ざんけつ)
礼服御冠残欠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 09:20 UTC 版)
礼服御冠残欠(らいふくおんかんむりざんけつ)は、聖武天皇の冕冠と光明皇后の礼冠を中心とする残欠である。鎌倉時代に冠を出蔵した折に事故により破損したため、残欠として伝わる。残欠には、実際は孝謙天皇(重祚して称徳天皇)の冠や諸臣の礼冠の残欠も含まれている可能性が指摘されている。正倉院宝物。
注釈
- ^ 原文は、「奈良御倉に聖武の冕有盗取て玉を取金をとりて其餘は溝へうち捨たり所司板倉周防守時の事なり」。
出典
- ^ a b 米田, 雄介「礼服御冠残欠について―礼服御覧との関連において―」『正倉院年報』第17巻、宮内庁正倉院事務所、1995年3月、44-72頁。
- ^ 東京帝国大学文学部史料編纂所 1940, 「正倉院御物出納文書(7)」.
- ^ 東京帝国大学文学部史料編纂所 1940, 「正倉院御物出納文書(11)」.
- ^ 倉田 1954, p. 15.
- ^ 木村法光「御冠残欠ノ内 真珠類聚 北倉157」
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- ^ 関根, 真隆『奈良朝服飾の研究』吉川弘文館〈日本史学研究叢書〉、1974年。
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- ^ 黒川 1911, p. 188.
- ^ 「益稷」(中国語)『尚書』。ウィキソースより閲覧。
- ^ 帝室博物館 1929, p. 65.
- ^ 近藤 2019, § 1.2(Kindle版、位置No.1246-1247/3563).
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- 3 礼服
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