睡眠障害国際分類
1990年、アメリカの睡眠障害連合会がヨーロッパや日本、ラテンアメリカの睡眠学会と協力してまとめた睡眠障害の診断分類。下記の4項目に大別されて、さまざまな睡眠障害が分類されています。
1.睡眠異常
精神生理性不眠症、ナルコレプシー、睡眠時無呼吸症候群、反復性過眠症、周期性四肢運動障害、むずむず脚症候群、時間帯域変化症候群、交代勤務睡眠障害、睡眠相後退症候群、睡眠相前進症候群など
2.睡眠時随伴症
睡眠時遊行症、夜驚症、寝言、悪夢、睡眠麻痺、歯ぎしり、睡眠時遺尿症(夜尿症)、いびきなど
3.内科的・精神科的障害に関連する睡眠障害
精神障害や神経疾患、内科的疾患にともなって起こるもの
4.提案検討中の睡眠障害
短時間睡眠者、長時間睡眠者、月経随伴睡眠障害、妊娠随伴睡眠障害など
睡眠障害国際分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/28 00:32 UTC 版)
睡眠障害国際分類(すいみんしょうがいこくさいぶんるい、英: International Classification of Sleep Disorders、略称 ICSD)は、アメリカ睡眠医学会がヨーロッパ睡眠医学会、日本睡眠学会、ラテンアメリカ睡眠学会の協力により策定した睡眠障害の分類である。「睡眠および睡眠医学分野の臨床医・研究者のための一次的な診断学的疫学的な符号化資源」[1]。
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