すぐ【▽直ぐ】
読み方:すぐ
「百折れ千折れ、五間とは—に続かぬ坂道を」〈漱石・虞美人草〉
2 人の性質などがまっすぐであるさま。正直。すなお。「—な心の持ち主」
3 ありのままであるさま。
[副]
1 時間をおかないさま。ただちに。「連絡があれば—対応する」
「兄は—と威丈高(いたけだか)に母へ食ってかかりました」〈芥川・雛〉
2 手数がかからないさま。容易に。簡単に。「交番で聞けば道順は—わかります」「この問題なら—解ける」
3 距離的に離れていないさま。「店は—目の前にある」「—近くで火事が出る」→直ぐと →直ぐに
[用法] すぐ・じき——「すぐ(じき)覚えられますよ」など、相通じて用いられるが、「じき」のほうが口語的でくだけた感じがある。◇距離をおかないようすの意では、「すぐ」も「じき」も使えるが、「すぐ」の方が普通である。「すぐ(じき)近くの図書館」◇時間をおかない意の「すぐ」「じき」は過去についても未来についても使う。「すぐ(じき)発車する」「すぐ(じき)着いた」◇類似の語「ただちに」は、「全員ただちに出発せよ」など、「すぐに」と同じように用いるが、文章語的で、多く命令などに用いる。
「直ぐ」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はまばたきもせず真っ直ぐ前を見ていた
- 帰宅したら直ぐに私に電話を下さい
- 彼らが真っ直ぐ自分たちの道を進む
- 最近の株価の急激な値上がりは、その会社に対して直ぐに新株を発行するよう求める催促相場である。
- 最終利回りを考えたら、その債券は直ぐに手放した方がいい。
- レストランは、丘を真っ直ぐ行って消防署の隣だ。
- 彼女は直ぐに泳げるようになるだろう。
- 私は直ぐに救急車を呼んだ。
- 私は直ぐにあなたに会えます。
- それは直ぐに着くと思います。
- 直ぐに始めろと彼らは言われていますか?
- 直ぐに返信しなくてすみません。
- 貴方の質問に直ぐに返事をしなくてすみません。
- 貴方のEメールに直ぐに返事をしなくてすみません。
- 直ぐにまたお会いできればと思います。
- 彼女は直ぐに疲れた。
- 直ぐに私達は良い親になった。
- 直ぐに私達はいい人になった。
- 直ぐに私達は良い生徒になった。
- 私は直ぐに戻ります。
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