画素密度(表示精細度)と長さの単位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:30 UTC 版)
「画面解像度」の記事における「画素密度(表示精細度)と長さの単位」の解説
通常は同一の表示サイズで比較する場合、画素数が多いほど細やかで綺麗な表示が可能となる。つまり、表示画面上の長さ当たりに存在する画素数(解像度)によって表示の精細度が定められる。例えば「表示領域の水平長が10 cmで水平方向画素数が1000個」の場合と「表示領域の水平長が20 cmで水平方向画素数が2000個」であった場合、水平方向の画面解像度は同一の10 pixel/mmとなる。ただし、実際には、歴史上フラスコの底の形をした円形ブラウン管の直径の解像度を表した経緯から、現在でも水平長ではなく、画面外接円の直径となる、対角線の精細度として表示される。 印刷分野においてインチ単位での解像度(スクリーン線数)が用いられていたことからコンピュータ等もこの単位長さにはインチが用いられておりISO加盟国においても、解像度の単位は1インチ (= 25.4 mm) 当たりの画素数(単位:dpi (dots per inch) またはppi (pixels per inch))で表示される事が多い。
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