VA音源
別名:物理モデル音源,物理音源,DSP音源
【英】virtual acoustic synthesis
VA音源とは、発音の仕組みをコンピュータ上でシミュレートし、仮想楽器を作り上げて音を合成する音源、もしくは、その仕組みを搭載した音源のことである。
VA音源は、スタンフォード大学にて発明された原理であり、ヤマハがライセンスを取得してシンセサイザーのVLシリーズに搭載したことで広く知られるようになった。管楽器や弦楽器などの音色に対する表現力が優れているといわれている。
また、VA音源では、実際に存在する楽器の形状や共振などをシミュレートできるだけでなく、存在しない楽器の音色も生み出すことができる。
参照リンク
VA音源講座 - (ヤマハ)
VL1 - (ヤマハ)
物理モデル音源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/24 21:44 UTC 版)
物理モデル音源(ぶつりモデルおんげん)は、デジタル信号処理 (DSP) を利用して、生楽器の発音構造や共鳴構造をコンピュータ上でいかに振動・共振するかをリアルタイムに演算し、音色を仮想的に合成(シミュレート)して音を出す方式。生楽器だけでなく、実在しない楽器も作成することも可能である。この物理モデル音源は物理音源やDSP音源とも呼ばれる。
- 1 物理モデル音源とは
- 2 物理モデル音源の概要
- 3 現在までに搭載された製品
物理モデル音源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 14:54 UTC 版)
「日本の発明・発見の一覧」の記事における「物理モデル音源」の解説
最初に市販された物理モデル音源シンセサイザーは、1994年にヤマハのVL-1であった。
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