牛荘鎮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 06:48 UTC 版)
海城県の県城から西へ離れた牛荘鎮はかつては遼河の河口に位置したため、遼代以来満州の海の玄関として栄えており、清代中頃にはその繁栄は頂点に達した。1858年に清が結んだ天津条約で牛荘は条約港となったが、土砂の堆積で大きな船が入れず、1864年により河口に近い営口に新港が建設されて条約港が移り、以後衰退していった。日本は営口に置いた領事館を「牛荘領事館」と呼称している。 現在、牛荘鎮には寺院・モスク・教会、牛荘の戦いの古戦場などが残り、中国歴史文化名鎮に指定されている。
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