爆発的な伝播
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/07 07:03 UTC 版)
こうして誕生したモケケピロピロであるが、この時点で後の大繁殖を予想した者は誰もいなかったであろう。通常、旬の時期を過ぎれば急速に存在感を薄れさせ消える一発ネタ、登場したシナリオ自体がかつてない陰惨かつ悲惨なものであったこともあり、忘れ去られる可能性は高かったと言える。 ところが、第3部リプレイの主人公・「バブリー・アドベンチャラーズ」の人気、あるいは毒気の後押しもあってか、モケケピロピロは消えることなく読者の支持を獲得し、全国各地のソードワールド・セッションでゲーム中の会話や設定に登場し、徐々に広まっていった。 リプレイを連載していた『月刊ドラゴンマガジン』の読者投稿コーナーにもモケケピロピロをネタとした投稿がいくつもなされている。 当時企画展開中だった『ソード・ワールドRPGアドベンチャー』に投稿された徳島県のマナ・イタ(投稿者の筆名)による「究極魔獣モケケピロピロ」なる案はその代表格である。このとき紹介されたモケケピロピロは、本来の怪物より支離滅裂な存在であり、コーナーを担当していた山本弘に「暑かったからね…」と呆れられつつ投稿ハガキの全文が紹介された。
※この「爆発的な伝播」の解説は、「モケケピロピロ」の解説の一部です。
「爆発的な伝播」を含む「モケケピロピロ」の記事については、「モケケピロピロ」の概要を参照ください。
- 爆発的な伝播のページへのリンク