熱間圧延鋼板とは? わかりやすく解説

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熱間圧延鋼板

英語 hot rolled steel plates

鋼板種類のひとつで、通常800(A3変態点)以上の温度で、熱間圧延機により板厚1.2~14mm程度圧延されたもの。熱間圧延のままでは表面酸化膜で覆われており、このままの状態(黒皮材)で使われる場合もあるが、自動車用としては酸洗により酸化膜を除去した酸洗材が使われるのが普通である。自動車用鋼板には大別して、この熱間圧延鋼板(熱延板)と冷間圧延鋼板(冷延板)がある。熱延板は、冷延板に比べプレス成形性、表面平滑性に劣るが、反面価格が安い。比較的厚い強度部材使用され通常板厚1.4mm以上のものが多く使われている。強度加工性により数種類熱延板があり、用途により使い分けられている。使用例としてはフレームサスペンションロワアーム、ディスクオ、イールなどがある。

参照 冷間圧延鋼板
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。



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