瀬戸の春

品種登録データベース

瀬戸の春【ｾﾄﾉﾊﾙ】（野菜）

※登録写真はありません	登録番号	第9036号
	登録年月日	2001年 6月 26日
	農林水産植物の種類	なたね
	登録品種の名称及びその読み	瀬戸の春 　よみ：ｾﾄﾉﾊﾙ
	品種登録の有効期限	20 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	香川県
	品種登録者の住所	香川県高松市番町４丁目１番１０号
登録品種の育成をした者の氏名	加藤伊知郎、片本格、松木保雄
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、なたね「春一番」と在来なたね「伏見寒咲系花菜」の種間雑種であり、葉は淡緑の短楕円形で、抽だいはかなり早く、花茎がやや太い花茎及び花蕾を食用とする品種である。草姿及び草丈は中、葉形は短楕円、葉長は中、葉色は淡緑、葉面の着色は無、葉の光沢は少、葉面のろう質はやや少、波打ちは少、葉柄の長さは中、基部の幅はやや狭である。早晩性は早、抽だい性はかなり早、利用部位は花茎である。抽だいの草姿は立、分枝性は多、花茎の色は緑、太さはやや太、ろう質は有、花蕾の色はやや濃緑、大きさはやや小である。「春一番」及び「伊勢なばな」と比較して、早晩性が早であること、抽だいが早いこと、花茎が太いこと等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は、平成２年に香川県農業試験場三木分場（木田郡三木町）において、なたね「春一番」に在来なたね「伏見寒咲系花菜」を交配し、その種間雑種実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、９年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。