湾・平原・属島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 07:41 UTC 版)
マヨルカ島北東部にはポリェンサ湾とアルクーディア湾があり、南西部にはパルマ湾がある。ポリェンサ湾はトラムンターナ山脈の北端部に囲まれており、アルクーディア湾はリェバン山地の北端部の先にある。洞窟や小規模な入江はマヨルカ島の観光資源であり、それらは主に東岸に位置している。 マヨルカ島の中央部には肥沃なマヨルカ平原が広がっており、動植物の豊かさで知られている。典型的な植物はマツ、トキワガシ、キャロブなどの樹木である。アーモンドやオリーブの栽培など、島の農業の大部分はこの平原で行われている。南岸はマヨルカ島の中でも乾燥して岩がちな地域であり、エス・ミグジョルンと呼ばれている。エス・ミグジョルンと2つの山地は島の中央部にある肥沃なマヨルカ平原を取り囲んでいる。 マヨルカ島の沖合にあるすべての小島は行政的にパルマに属している。東南岸にある無人島のカブレラ島はカブレラ群島マリティメ=テレストリアル国立公園(英語版)に指定されており、西岸にある無人島のドラゴネーラ島も保護地域となっている。マヨルカ島にあるその他の特徴的な地形には、アルファビア山地、アス・クルナドルス、フルマントール岬などがある。
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