湯かけ祭り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 07:56 UTC 版)
温泉街で行われる祭で、奇祭とも言われる。源頼朝が温泉を発見(後述)してから400年ほど経った頃、突然温泉が枯渇した。村人が湯元に様子を見に行くとゆで卵の臭いがしたので、鶏を生贄に祈願したところ湯が再び湧き、それを祝って湯を掛け合ったのが始まりとされる。 毎年1月20日の大寒の未明に行われ、褌を紅白の色で区別し、2手に分かれ褌一丁で「お祝いだ、お祝いだ」と叫びながら、お湯を掛け合う。最後に鶏の入ったくす玉が割れ、鶏を捕まえた者は運が良いとされる。ちなみに「お祝いだ」の掛け声は「お湯湧いた」から変化したと言われている。 2019年、朝日新聞社は、1940年頃に子ども向けに作製した映像ニュース「アサヒホームグラフ」に、当時のゆかけ祭りの映像が残っていたとして公開した。
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