温度の指標として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 14:50 UTC 版)
エプスタインら(1953年)は、塩分濃度や氷床体積の効果を無視し、温度変動のみが指標に寄与するという単純化に基づいて、0.22‰のδ18O上昇が1 °Cの温度低下に相当すると見積もった。正確には、エプスタインらが与えたのは以下のような二次の外挿式である。 T = 16.5 − 4.3 δ + 0.14 δ 2 {\displaystyle T=16.5-4.3\mathrm {\delta } +0.14\mathrm {\delta ^{2}} } ここで T は°C単位で表した温度、δ は炭酸カルシウム試料のδ18Oである(温度範囲9~29 °Cでの最小二乗法フィットによる。標準偏差0.6 °C)。
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