江戸残念考
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/22 00:28 UTC 版)
(えどざんねんこう) 初出:『中央公論』2004年12月号 あらすじ 慶応4年の正月。代々御先手組与力を務める浅田家の浅田次郎左衛門(あさだ じろうざえもん)が、年賀の挨拶回りに出かけようとしたところ、祖父の代からの郎党・孫兵衛(まごべえ)が、薩摩・長州と戦になるやも知れぬという情報を仕入れてくる。大坂の陣から実に250年以上、よもや自分の代に武士の本義が試される時が来ようとは思ってもいなかった。しかし、何事もなく日は過ぎていき、上からは何の沙汰もない。すると又しても孫兵衛が、慶喜公が鳥羽・伏見から逃げ帰ってきたという噂を聞いてくる。江戸は無様な結果に曝され、「残念無念」と言うのが流行っていく。
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